EZO -いいぞ-

1分で考えたブログ名。特に、意味はない。

親愛なる隣人

全然TED見てないのに8月が終わりました。連続記録は8日間でした、本当にありがとうございました。1週間続いただけ自分的には上出来です。
もう9月になるなんて信じられません。9月こそは、充実の毎日を過ごします。クリエイティブイノベーティブな月にしていきます。

スパイダーマン ホームカミング

待望のスパイダーマン新作を見てきました。見た来たと言ってもそれから2週間くらい経っているのですが。
スパイダーマンが好きとは言え、例えばDVDを100回繰り返して見たとか原作コミックを揃えたとか、そのレベルまでは残念ながら研究できていません。なのでこれから書くレビューもそれなりに"普通の人が見た感想"でしかないので、ご了承下さい。ラストシーンを含むネタバレが入ります。ご注意下さい。

◯リブートについて

さすがは安心と信頼のMARVEL映画。ストーリーも映像もクオリティが保証されているので安心して見られました。予習としてシビル・ウォーまで見ておいたのですが、結構ガッツリそのシーンが写っていたので見ておいて正解でした。見ておかないと今作が楽しめないというよりは、今作を先に見てしまうとシビル・ウォーのアクションシーンであまり驚けなくなってしまうって感じです。
映画としては3人目のスパイダーマンとなった15歳(超若くて驚いた)のピーター・パーカー、とても自然で役者さんも合っていました。高校生~大学生の境目あたりが今までのピーターでしたが、高校1年生でめちゃくちゃフレッシュなのも斬新でリブートにふさわしかったと思います。その分(?)言動も今までよりヒーローになりたてで調子乗ってる感じが強かったかな?とも思います。

MCU加入

今回の映画で、晴れてスパイダーマンマーベル時空に合流できました。アベンジャーズとの共演はシビル・ウォーから始まり、今回の映画もガッツリアイアンマンがストーリーのメインに絡んでいます。これからの映画でも恐らくアベンジャーズ新人部隊たち(アントマンとかブラックパンサーとか)と絡んでいくんじゃないかな……と勝手に予想しています。
それ自体はいいのですが、そのせいでどうも規模が大きくなりすぎていると思うのです。多分これは最初の映画「アベンジャーズ」でブラック・ウィドウやホークアイに抱いた違和感と同じです。戦闘の規模が明らかに違うというか、せっかくカッコいいヒーローなのに戦場を間違えて弱く見えてしまっているような気がしました。
今回のスパイダーマンで言えば、予告編でもよく見るシーンに"真っ二つになっていく船を頑張ってキープする"というのがあります。結局アイアンマンに助けてもらうところからもわかるように、スパイダーマンには合わない仕事なのです。なぜこんな状況になったかといえば、悪役がロキ軍団の武器の超パワーを利用していたからでした。決してスパイダーマンが弱いわけではなく、そういう仕事は担当外なのです。
逆にアイアンマンは、街で起きたスリ事件をサクッと解決は出来ないでしょう。ミサイルを撃てば道はボロボロになるし、路地に逃げ込まれた時の小回りも効かない。そこはスパイディの管轄です。
ラストバトルも、ヴァルチャーと戦うのはスターク社の飛行機の上です。明らかにスパイダーマンの主戦場ではありません。個人的な意見にはなってしまいますが、彼の魅力はビルの谷間をスイングで駆け抜けるしなやかな動きではないでしょうか。高度は高くてもビルの屋上までで、ジェットではなくスカイダイビング的なハイスピードで狭いところをスレスレですり抜けて最短距離を行く、その体操選手のようなアクションこそがスパイダーマンならではだと思うのです。

△スターク製スーツ

これも予告編にありますが、今作のスパイダーマンスーツは超ハイテクです。チクチク縫ってくれなかったのはちょっと寂しいです。人工知能も搭載されていますし、実質ミサイルが糸に置き換わったアイアンマンみたいなものです。それだけならともかく、ピーターがスーツの高機能さに振り回されてしまうシーンがあり、少し残念な感じはしました。ムササビみたいな機能も1シーンしか使っていないし、ちょっと微妙。スパイダーマンといえばやはりウェブシューターを自作し(自作していた描写もありますが過程は無い)、あるいは突然手首から出て驚き、そしてそれをどう活かすかはピーターの頭の良さという描かれ方が多かったのではないでしょうか。旧2シリーズでは言ってしまえば本当にただ手首から糸が出るだけでした。それが今回はボム機能やスプリット機能、糸に電流を流す機能、スーツにはズーム機能や盗聴モード。かなりスーツの比率が大きくなっており、"スパイダー衣装はコスプレで、私服で戦っても強いスパイダーマンではなくなってしまった。これも残念でした。

色々書いたけど

結局これらについては映画内でも言及されています。アイアンマン自ら「これはアベンジャーズの仕事だ」「親愛なる隣人でいろ」と、スパイディに対して言っています。自分が書いたような意味合いとは違うかも知れませんが、最終的にピーター自身も更に凄いスーツをもらってアベンジャーズに加入する、という誘いを断っています。「親愛なる隣人に戻る」みたいなセリフを最後にピーターはトニー・スタークの前から去るのですが、自宅にはスターク製のスーツ(更に凄いものではなく最初にもらったもの)が届いている――というラストでした。つまり、次回作以降もこのスーツは続投であり、今度こそは「ハイテクなスーツを着て、しかしスパイダーマンらしい戦い方をする」というリブートならではの画が見られると期待しています。

今回はもちろん映画としては面白かったと思うのですが、旧スパイダーマンたちが好きな自分としては若干違和感を感じたかな、というのが総評です。ハッカーの相棒が出てくることも驚きですし、今作だけでヒロインがいなくなってしまうのも意外でした。
マーベルヒーローたちはいろんなユニバースにいろんなヒーローがいるので、これもスパイダーマンの1つの可能性であるということは分かっているつもりです。あくまで自分の好み、ということで。

「スパイダーマン:ホームカミング」オリジナル・サウンドトラック

「スパイダーマン:ホームカミング」オリジナル・サウンドトラック