EZO -いいぞ-

1分で考えたブログ名。特に、意味はない。

背表紙に巻数がない漫画に惹かれる【後編】

お久しぶりです。また一月空いてしまった。
動画作ってて忙しかったんですよ、ガハハ!というわけで残り三冊の紹介です。
ちなみに最近は「空が灰色だから」を読んでたりします。心がえぐられる描写多数の短編集、楽しい。

ルート255

原作は小説で、映画化もしているようです。いわゆるSukoshi Fushigiな感じの、平行世界もの。以前ご紹介した「僕は~/君は~」とは違う趣向ですね。
主人公の姉弟がふとした時(本当に突然)平行世界に迷い込んでしまうのですが、自分が珍しいと思った点として「もう片方の世界に行っている間、入れ替わりではない」ということです。つまり、異世界にいる間姉弟は母親に会えず、元の世界にいる母親は我が子達を心配しているのです。
伏線や魅力的なキャラたちのおかげでどんどん先へ先へと読んでしまったのですが、残念ながらオチにはあまりインパクトが無かったかな?と思ってしまいました。強いロジックを自分が求めがちだからかもしれません。
ふわふわの不思議世界が好きな方にはオススメです。

バック・トゥ・ザ・ヒーロー

主人公はヒーローに憧れていますが、役者として働くショーでも悪役しかやらせてもらえません。そんな冴えない青年の前に突如「未来から来た少女」が現れて、何かしらの目的を持ってどんどん干渉してくる――。 ここまではありがちなストーリーだし、ここから先もビックリするような大どんでん返しがあるとか、そういうタイプの漫画ではありません。しかし綺麗に伏線は張られていて、無理なく回収されていって、一冊でとてもよくまとまっていて面白いと思いました。王道を行く感じ。絵も個人的には好みで、安心して楽しめました。
若干SFチックな話が挟まるのですが、「こんなこともあるかもなあ」というあり得そうな設定だったので、そこも個人的には高評価です。ブッ飛んだものが好きな人には物足りないかも?

東京ボイジャーレコード

不思議な雰囲気だけど、魅力的な世界観でした。
いわゆる「どこにでもいるごく普通の男子高校生」の話で、重要人物の同級生に謎の「ハーフで学校サボりがちで謎多き少年」がいます。この少年が実は雑貨屋を営んでいて、器用に革細工やらアクセサリーやらを作れる。
主人公はこの少年とひょんなことから友人になり、その生活ぶりを近くで見ることになるのですが、読んでいるこっちも「この少年と友達になってみたいなあ」と思うような日常が描かれています。反社会的などではなく、(ごく普通の生活に慣れてしまった我々から見ると)魅力的な非日常。 主人公から見ると、この少年には明確な特技もある。羨ましいという気持ちはよくわかり、つい共感してしまいました。
大きな事件が起きるわけではないですが、ずっとゆるい雰囲気というわけでもない。内容的にはそこそこシリアスだと思いました。

東京ボイジャーレコード (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

東京ボイジャーレコード (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

一冊、あるいは上下巻、三巻くらいで終わる漫画っていいですよね。上手く説明できないけど、いいですよね
またいい感じのが発掘できたらこんな感じで書いていこうと思います。ではまた。