読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

EZO -いいぞ-

1分で考えたブログ名。特に、意味はない。

天使と天才

紹介 漫画

時間とお金って上手く行かないようにできてるんだな、と感じる今日このごろです。

時間があるときはお金が無く、時間がないときにはお金がある。天秤にかけるという言葉がありますが、まさにそれが的確に概念を表しています。恐らくこれが人生においてずっとベースにあるから、永遠に似たようなことが言われ続けるんだろうなとふと思ったのです。
「学生のうちはいくらでも時間があるんだから有意義に使いなさい」とか、「早く就職してお金をもっと自由に稼ぎたい」とか。多分これは男女の価値観の違い、あるいはきのこたけのこ戦争くらい無限に続く議論の種なのでしょう。
時間というのは湧き出てきません。お金でも買えません――少なくとも、今の自分はその方法を知りません。しかし逆はどうでしょうか。時間をかければ、つまり学生でもバイトなどをすれば、お金は稼げるのです。
この2点から"時間効率を出来る限り上げて若いときにお金を稼げば、時間もお金もあるという最高の状態を作り出せる"という理論が成り立つのではないでしょうか。

さて結局のところ何がいいたいかと言えば、FXか投資で一発当てたいっていうそれだけです。果たしてそれが最大効率なのか、それはまだわかりませんが。

王様達のヴァイキング

エンジェル投資家という言葉があるそうです。自分はこの漫画で初めて知りました。出来たばかりの会社に投資していって、応援する仕事。そのお金がパァになる可能性もあるということなので、応援するというよりはリスクとリターンを共有するという感じでしょうか。なかなか漫画のキャラクターとして、それも主人公としてエンジェルが登場するのも珍しいと思います。

そして物語のもう一人の主役が、天才的なハッカーである少年。漫画や小説の作品によくある(当社比)"コミュ障設定だけどなんだかんだ言って割りと普通に喋るしモテるキャラ"ではなく、読んでいる自分さえたまに何言ってるかわからないセリフを連発するくらい対人が苦手な人物として描かれています。冒頭では大きな事件としてニュースに取り上げられるほどにヤバいクラッカーである彼が、エンジェルとの出会いをキッカケに新たな道を模索していく、そんなストーリーです。

IT関係に詳しくなくても「なんか凄そうなことやってるな」くらいに認識していけば、少年の成長物語として面白く読めます。もちろんPCに明るい方ならば、細かいところで入るネタにニヤリとしたりあるいは闇を共有したりして、より楽しめることはうけあいです。
ハッカー少年が、人と関わることの難しさや自身の葛藤と闘いながらも舞い込む依頼を解決していく――実はこの依頼解決こそが、自分が推したいパートです。ストーリー協力に深見真氏がついており、事件の"ありそう感"は最高です(自分はPSYCHO-PASSも大好き)。
例えば、システムの欠陥についてどうしても言い出せなくて、そこをついた事件を起こすことでそれを告発するSE。いかにも「ありそう」ではないでしょうか。あるいは「動くコンピューター」たる自動車をネット経由で乗っ取ることによる拉致事件。追ってもパトカーが減速されるなど、乗っ取りという"もしも"設定をとてもうまく使っています。

この文章だと、エンジェルとハッカーがどうつながっていくのかよく分からないと思います。ぜひ一度手にとって、この非日常に溢れた彼らの日常を覗いてみてはいかがでしょう。

時間とお金のくだりが全然上手くハマっていないのは、バグではなく仕様です。